「アリ」といえば、小さな体でせっせと働く姿を思い浮かべますよね。
でも実は、アリの世界には驚きの一面があります。
なんとアリたちは、ケガをした仲間を薬のような物質で治療することがあるんです!

目次
ケガした仲間を見捨てない
私たち人間の社会と同じように、アリの社会も“協力”で成り立っています。
狩りの途中で仲間がケガをすると、巣まで運んで手当てする様子が観察されています。
これは「治療行動」と呼ばれるもので、動物の中でもとても珍しい行動なんです。
傷口をなめて消毒する
研究によると、アフリカに生息するマタベレアリという種類のアリは、戦いで負傷した仲間の傷口をなめるような仕草をします。
このときに出す分泌物には、抗菌作用があり、感染を防ぐ効果があるのです。
つまり、アリは自然界の“消毒薬”を自分の体で作り出し、それを仲間に使っているということ。
まさに小さなお医者さんですね。
生存率が大きく変わる!
面白いのは、この“治療”があるかどうかで仲間の生存率が大きく変わること。
実験では、治療を受けたアリの方が、感染症で死ぬ確率が大幅に低下したそうです。
もし治療がなければ群れ全体の数が減ってしまうので、アリにとっても重要な社会的スキルといえます。
まとめ
アリはただの働き者ではなく、時には“ドクター”の役割も果たします。
自分の分泌物を薬として使い、仲間を守る。
小さな体に、想像以上に大きな知恵が詰まっているんですね。
次にアリの行列を見かけたら、もしかするとその中に「Dr.アリ」が混ざっているかもしれませんよ。


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