
「やる気はあるのに、仕事がなかなか進まない」 「気づくと複数のタスクに手を出して、どれも中途半端……」
そんな状態だった私を救ったのは、ポモドーロ・テクニックでした。しかし、単にタイマーを回すだけでは不十分です。1週間徹底して分かったのは、この技法の真髄は「25分間のシングルタスク」と、それを支える「目標設定」のセットにあるということでした。
1. 「25分間は一仕事入魂」の鉄則
ポモドーロ・テクニックの絶対ルール、それは「25分間は決めた一つの作業以外、何があってもやらない」ことです。
- メールの通知が来ても開かない。
- 別の名案が浮かんでもメモして終わり。
- スマホは視界に入れない。
「これしかやらない」と決めることで、脳の全リソースがその一点に集中します。このシングルタスクの爆発力こそが、スピードアップの原動力でした。
2. 成功の鍵は「適切な目標設定」にある
「25分間、他の作業をしない」を成立させるためには、実はタイマーを回す前の準備がすべてを決めています。
目標を中途半端に設定すると、集中が途切れ、仕事を完結させることが難しくなります。
【目標設定の例】
- 「資料を作る」ではなく「資料の構成案を5項目書き出す」
- 「25分あれば確実に終わる(またはここまで進む)」というサイズまで細分化する
「25分あればこれは確実に終わる」という適切な目標さえ設定できていれば、脳は迷うことなく、ゴールに向かって一直線に走り出すことができます。
3. 5分間の「脳のクリーニング」
25分間、一つのことに脳をフル回転させた後は、5分間の完全な休憩をとります。
ここで重要なのは、脳に新しい情報を入れないこと。SNSチェックは厳禁です。 窓を開けて深呼吸をする、コーヒーを淹れる、あるいは軽くストレッチをする。この「脳を空っぽにする時間」があるからこそ、次の25分もまた、鋭い集中力を維持できるのです。スマホには触れないようにしましょう。
まとめ:1週間で起きた変化
この「シングルタスク×目標設定」を徹底した結果、今までダラダラと2時間かけていた作業が、驚くことに1時間で終わるようになりました。
スピードが2倍になったのは、私の能力が上がったからではありません。「迷う時間」と「マルチタスクの無駄」を、適切な目標設定によって削ぎ落としたからです。
もしあなたが「時間が足りない」と感じているなら、まずは次の25分で「これだけは終わらせる」という目標を一つだけ立てて、タイマーを回してみてください。


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