先日高校生と話す機会があったので、なんの気なしに「”ストーリー”に何あげるの?」と聞いたら、「もうやってないですね。FBがおじさんしかやってないのと似ていて・・・」と言われた。
でじま?「アナログブームの影響なのか今はブログやってるやつが多いっス」
先輩世代はストーリーばかりでインスタをあげなくなっている節があるんスけど、僕ら世代の早いやつは逆にまたインスタをやってるっスね」早いの遅いのかわからんわっ!
そんなこんなで今回は「ジェネレーションギャップの憂鬱」です。
普通に流行っていると思っていたインスタを1周まわってやっていたなんて知らなかった。
「流行」と「流行風」の区別もついてないなんておじさんの始まり。
今までは年齢性別に関係なく、趣味嗜好が違えば大体のことは「価値観の違い」や「文化の違い」で済ませてきたし、ギャップを感じても先輩側へだけだった。
だけど40歳にもなると、初めて年下へのジェネレーションギャップってやつを味わうようになった。
思い返せば先日も、ハタチの青年が自分の彼女がどれだけ可愛いかを説明するために「『雨パレ』のみねほちゃんと『羊文学』のモエカちゃんを足した感じっスね!」と教えてくれたのに登場人物全員不明だったり、LINEなんかでまあまあ大切なお知らせを送信してくるのもその年頃に多い気がする。
これ普通なのかな?ただのイカれている若者だと信じたいけど。
少し極端な例だけど、家電量販店TV画面を触る子供が「動かないよ!」と完全にタッチパネルだと思い込んでる場面に遭遇した時には、いよいよ”生まれた時からiOS”世代がすくすく育っていることに寒気がした。
そして、「どう見てもタッチパネルじゃないし少し考えればわかりますよね?」と小学生相手に頭の中でちゃんとしたツッコミを入れている自分が、苦手だ。
最近は「オールナイト」へのモチベーションにもギャップを感じる。
金曜日に「花金だ!」と浮かれているのは大体我らがおっさん。
10代は意外とスマートな言い訳でいつの間にか消えている。
こないだは「彼女に晩御飯作ってあげたいんで」と言って去っていった。
どんな理由なのそれ!?優しすぎてよくわかんないよ。
こんな理由なら絶対に引き留められないし、僕らもゆとり世代と言われ、やれ「付き合いが悪い!」とか「礼儀知らず!」とか罵られてきたけど、さらに下の世代はもっと加速しているぞ!しかもうちらよりいい雰囲気で!
不思議なものでジェネレーションギャップを味わうと、急に老け込んだ気分にもなる。
こないだ仲間内で「加齢臭ってこわいよね。おじさんのあの臭いだけは無理」と20代前半の後輩が言った。
ひどい言い草だけど、確かに、鼻くそが付いていたりスメルがきつくても指摘してくれないのがここニッポン。
もう出てるのかなぁー。
おじさんは清潔感命!!
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