無気力症候群(鹿児島市のグループホーム)

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はじめに

8月もあと残りわずかとなりました。
学生は大型の夏休みが終わり、学校生活が再開されます。
そのような時期になると見かけるようになるのが無気力症候群です。
今回は無気力症候群について調べてみました。

無気力症候群とは?

なにもする気力がないこと。意欲のないこと。あらゆることに対して意欲が低下自発性がなく、人によっては感情の起伏も小さくなり、周囲に対しても無関心になってしまう症状のことで、「無気力症」「無気力症候群」「アパシー・シンドローム」と言われています。
この多くの反応は強いストレスから自身の心を守るための逃避行動だと言われています。
ゴールデンウィーク明けによく聞く「五月病」もこの一種であると思われます。
例えば、受験勉強から解放された高校生・大学生・新社会人、仕事熱心な若い社会人に多く見られる傾向があります。

おもな症状

・やる気が起きない
・感情の起伏が乏しくなる
・自発性が低下する
・自分以外のことに無関心になる
・ネガティブ思考になる
・頭痛が起きる
・腹痛が起きる
・体がだるくなる
・思考力が低下する
・集中力が低下する
・食欲が低下する

予防方法

①人との会話を心がける
周囲の人とのコミュニケーションを大切にしましょう。
不安や悩みなど、心に抱えている問題を周囲の人に話すことで、心のストレスが軽減されます。
そして心を許せる誰かと食事を摂るなど、リラックスできる時間を作っていくことが大切です。
②食事のバランスを考える
食事は、炭水化物(ごはん・パン・麺など)、タンパク質(肉・魚・卵・大豆製品など)、野菜の3つがそろうように心がけましょう。
栄養不足になると体だけではなく脳にも悪影響を及ぼします。
動物性たんぱく質や大豆製品・乳製品に多く含まれているトリプトファンは、幸せホルモンと言われているセロトニンを作るために必要な栄養素なのでしっかり摂りましょう。
セロトニンには精神を安定させたり食欲をコントロールする働きがあります。
③休日はプライベートを楽しむ
休日には勉強や仕事のことをあまり考えず、趣味の時間をしっかり作りましょう。
また、体を動かすとストレス解消になると言われています。
早朝や夕方の少し涼しい時間にジョギングやウォーキングを取り入れることで、セロトニンの分泌を促しましょう。
④質の良い睡眠を取る
心身の疲れを取るためには質の良い睡眠が欠かせません。
寝る時間と起きる時間を一定にする
寝る2時間前までに夕食を済ませる
テレビやパソコンは寝る前に見ない
上記3点を心がけるだけで、睡眠の質は向上します。

おわりに

無気力症候群が進行すると、生活に支障をきたす可能性もあります。
そのためも、うまくストレスを発散したり、食事バランスを整えたりと、無気力症候群にならない生活を送る工夫が大切です。
症状が出る前に、生活習慣を見直して、毎日を楽しく過ごせるように努力していくことが大切です。

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