花見残酷物語(鹿児島市のグループホーム)

寒い日々が続いているけど、そろそろ春の足音が聞こえてくる今日この頃。

冬から春への橋渡しそれは「お花見」と言っておきながら、毎年、花見には参加するし、なんなら企画しちゃうくらい好き。

でも、毎年やるたびに感じていることがある。

それは、花見をする時期ってちょっと寒くない?ってこと。

ちょっとだけ暖かくなったからって、外で盛り上がろうという気分になるけれど、最後には春の到来より、冬の厳しさを再確認する会になってしまう。

花見は水面下でそれぞれの思惑がうずまき、さらには、人間の残酷さや本性を暴き出す一面も持っている。

自分が企画者の場合、まずはLINEグループの作成から始める。

日時や場所を提案し、一気に10人くらいが「やろ!」「いいね!」と返信をくれ、それから、2時間ほど目を離すと多量の未読のメッセージがたまっているほど、LINE内では盛り上がっている。

ここまではいい。ただ、具体的に買い出しや、場所取りを決める段階まで進むと突然、発言しなくなる人が出始める。

その問題を片付けずに当日を迎えると、みんなの中で「買い出しが面倒だから、ちょっと遅れていけばいいや」という思想がめばえ、13時スタート時間に来たのは自分と、友達の友達が呼んだ真面目な女の子が1人という状況に。

この場合、全員が集合するのはだいたい16時。

その時点で自分と真面目な女の子はもう体力と愛想は底をついている。

全員集合してから表面化するのは隣の芝は青い問題。

自分たちのシートの女の子たちより可愛く盛り上がってる隣のシートを見ていると、こちらのシートの能力不足が露呈される。(こっちはブルーシートなのにあっちはブランド物のおしゃれな布、、、)

そして最後に残るのは13時からいる幹事の自分と乾いたチータラと例の真面目な女の子。

このように花見は友情やその人の本性まで暴き出す。

”危険な遊び”だから、気軽に手を出さないように!と言いたいところだが、真面目な女の子が激カワなパターンもあるのでそれはそれで楽しみたい。

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