「カニとクモって似てない?気になったから調べてみた」動物雑学Part 2(鹿児島のグループホーム)

ある日ふと、スーパーでカニの写真を見かけたとき、「ん?なんかクモに似てない?」と思いました。あの足の数とか、モゾモゾした動きとか…。
気になりすぎて、その日の夜にGoogleで「カニ クモ 似てる」と検索していた自分がいます(笑)

で、いろいろ調べてみたら、これが結構おもしろかったので、ここにまとめてみます!


🦀 カニとクモ、どっちも「節足動物」だった!

まず一番の共通点は、カニもクモも「節足動物(せっそくどうぶつ)」っていうグループに属していること。
節足動物ってのは、体が節(ふし)に分かれていて、外骨格(がいこっかく)っていうカラっぽい硬い殻に覆われてる生き物たち。

昆虫、エビ、ダンゴムシ、ムカデ、クモ、そしてカニも、みんなこの仲間。


🕷 クモとカニは「鋏角類(きょうかくるい)」仲間だった!

さらに調べて驚いたのが、クモとカニって、より細かい分類で「鋏角類(きょうかくるい)」というグループに近い関係があるってこと。

  • クモ:鋏角類 → クモ綱
  • カニ:鋏角類じゃないけど、クモに近い祖先を持つという説あり(分類によっては違うけど)

正確に言うと、カニは「甲殻類(こうかくるい)」に分類されてるんだけど、昔の共通の祖先がけっこう近いらしい。なので、パッと見たときに「似てる!」と感じるのも自然なことみたいです。


🦵 ちなみに、足の数もそっくり!

  • クモ:8本
  • カニ:脚が8本+ハサミ(実質10本だけど、歩行脚は8本)

なるほどね~って感じですよね。
しかも、どっちも左右対称のガニ股っぽい体型してるから、動きまで似て見えるのも納得。


🧠 見た目は進化の「収斂(しゅうれん)」かも?

面白いのは、「似てる=同じ」じゃなくて、「環境や役割が似てると、違う生き物でも似た形になる」っていう進化の現象があること。
これを「収斂進化(しゅうれんしんか)」って言います。

つまり、クモもカニも「地面を這って移動する」「硬い外骨格が必要」「視界が左右に広い」などの理由から、自然とああいう体型に落ち着いた可能性があるってこと。


📝 まとめ

というわけで、カニとクモが似てるのは偶然だけじゃなく、わりとガチで「近い親戚」っぽい部分があることが分かりました!

ポイントまとめ:

  • 両方とも「節足動物」
  • 足が8本前後で体型も似てる
  • 遠い祖先は近い可能性あり
  • 進化の過程で似た姿になった「収斂進化」かも

まさかスーパーのカニの写真から、クモの進化の話にたどり着くとは思いませんでした(笑)
でもこういう「気になったから調べた」って、自分でも新しい発見があって、けっこう楽しいですね。

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