
今日も、どこかで誰かが、
静かに、自分の海を渡っている。
声にならない気持ちを抱えて
嵐の夜をひとりで越えて、
それでも、明日を信じようとしてる。
そんな君を、僕らは知ってる。
誰かの「がんばって」は重たくて、
誰かの「大丈夫」は遠すぎて、
立ち止まる日だってあると思う。
でも、それでも。
誰かがそっと隣に座ってくれるだけで、
差し出された一杯のコーヒーや、
ポストに届いた小さな手紙で、
不思議と少しだけ、前に進めたりする。
それって、すごいこと。
生きるって、完璧じゃなくていい。
笑ってなくても、走ってなくても、
ただ「ここにいる」ってことが、ちゃんと意味になる。
そんなふうにそばにいたい。
「一緒にいるよ」「そのままでいいよ」って伝えたい。
今日も皆が、自分のペースで
その海を進んでいけますように。
どんな航海にも、後悔がないように!!(文/構成:田中)
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