最近、話題になっている画像生成AI。正直「どうせそれっぽい絵が出てくる程度でしょ?」なんて思っていました。でも、実際に自分の描いたイラストを元にAIに画像を生成してもらったら……その完成度にびっくりしてしまいました。
■これが元のイラスト
まずはこちら。自分で描いたキャラクターのラフ画です(↓)

自分としては「こういう雰囲気で、こういう表情、こういうポーズ」という構想は込めて描きました。
■そして、こちらがAIが生成した画像!

どうでしょうか。もうラフとは思えないほど洗練されたビジュアルに昇華されています。
髪の質感、目の輝き、服の細かい装飾まで――まるでプロのイラストレーターが描いたような完成度。しかもこれ、わずか数十秒で生成されたんです。
■AIが“人のイメージ”を理解する時代
ここで驚かされるのは、AIが単に「それっぽい絵を描く」だけではなく、元のイラストから“表情のニュアンス”や“ポーズの意図”まで読み取って再現してくれることです。
人間同士でも伝えるのが難しい“雰囲気”を、AIはかなりの精度で汲み取ってくれる。まさに「共感力を持ったAI」になりつつあると感じます。
■クリエイターの力を“補完”する存在に
もちろんAIは万能ではありません。でも、こうして自分のイラストをAIの力でブラッシュアップできるのは、クリエイターにとって非常に強力な武器です。
「アイデアはあるけど描ききれない」――そんな時、AIが“もう一歩先”を形にしてくれる。これはもはや夢のようなツールです。
AIは“描く”時代から、“理解して創造する”時代へ。
今回の比較を通じて、改めて現代のAIの凄さ、そして可能性の大きさを実感しました。
これからもっと、人とAIが一緒に作品を作っていく時代が進んでいくのかもしれませんね。
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