こんにちは。
今日はちょっと真面目な話。「福祉の現場って、最近変わってきてるよね」という話を、現場で働く一人として感じたことをつらつらと書いてみようと思います。
「支援する側・される側」じゃなくなってきている
ひと昔前は「支援する側(職員)」と「される側(利用者)」という、ある種の“上下関係”みたいなものがどこかにあった気がします。でも最近は、そういった考え方はどんどん薄れてきていて、「一緒に作っていく」「ともに生活する」というスタンスに変わってきている気がします。
たとえば、利用者さんが主体的にプログラムを提案したり、意見を出したりする場面が明らかに増えてきていて、それをチームでどう実現するかを一緒に考える。まさに“共生”って感じです。
テクノロジーの導入が増えた
ICTの導入や電子記録など、福祉の現場にもデジタルの波は確実に来ています。
手書きの日誌から、iPadやクラウド記録に変わったり、ZOOMでの面談や外部機関との連携も当たり前になってきました。
もちろん、すべてがうまくいくわけじゃないけど、業務の効率化だけじゃなくて、「職員の負担軽減」や「利用者さんとの時間をもっと確保する」という意味でも、大きな変化だと思っています。
労働環境への目線が厳しくなった
これは個人的にとても歓迎したい変化です。
福祉業界といえば「やりがいはあるけど低賃金・長時間労働」というイメージが強かったですが、最近は「それじゃ続かないよね」という空気が業界全体に出てきています。
実際、処遇改善加算や助成金をうまく活用して給与を上げようとしている法人も増えてきましたし、職員のメンタルケアや研修制度を充実させる動きも活発になってきています。
とはいえ、まだ課題が山積みなのも事実。口だけで終わらせないよう、現場からも声を上げていくことが大事なんだろうなと感じています。
最後に
福祉の現場は、静かに、でも確実に変化しています。
その変化が誰かにとってプラスになるなら、自分もその一部として関われていることがうれしいし、これからもそうありたい。
読んでくれてありがとうございました。
現場で働いている人、これから関わろうとしている人、ぜひあなたの感じる「福祉の変化」も聞かせてください。
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