こんにちは！
今日は4月29日、「昭和の日」について深掘りしていきたいと思います。
（システムのエラーで日付にズレがございます）
ちなみにわたくしはギリギリの昭和生まれのアラフォーです。
そして今年は昭和で言うと100年になるんですね！！
みなさん、ゴールデンウィークのスタートを告げるこの日、ただの「お休み」として過ごしていませんか？
実は「昭和の日」には、私たちが知っておきたい深い意味が込められているんです。
昭和の日とは？
「昭和の日」は、かつて在位していた昭和天皇（裕仁天皇）のお誕生日（4月29日）に由来する国民の祝日です。
ただ、「天皇の誕生日だから」という理由だけではなく、
“激動の昭和の時代を顧み、国の将来に思いを馳せる日”
として定められています。
つまり、ただ昭和を懐かしむだけでなく、あの激しい時代を生き抜いた人々の努力や苦労を思い、
これからの日本をどうしていくかを考えるための日、というわけなんですね。
4月29日は時代によって名前が変わってきた
実はこの「4月29日」という日は、時代によって祝日の名前と意味が変化してきました。
- 天長節（1927年〜1947年）
天皇陛下の誕生日を祝う日として制定。 - 天皇誕生日（1948年〜1988年）
戦後もそのまま、昭和天皇の誕生日として祝われました。 - みどりの日（1989年〜2006年）
昭和天皇が自然を愛していたことにちなんで、名前を変えて残された日。 - 昭和の日（2007年〜現在）
みどりの日は5月4日に移動し、4月29日は正式に「昭和の日」となりました。
特に「みどりの日」時代は、昭和天皇への直接的な敬意を避けつつ、自然への感謝という形で祝日が維持された時代背景がありました。
この流れだけでも、戦後日本の世論や政治的配慮がうかがえますよね。
なぜ今「昭和」を振り返るのか
昭和は、
- 世界恐慌
- 第二次世界大戦
- 戦後復興
- 高度経済成長
と、まさに激動の時代でした。
失敗も成功も、たくさんの痛みと喜びの記憶が昭和には詰まっています。
現代の日本があるのは、昭和の人たちの努力があったからこそ。
戦後の焼け野原から経済大国にまで押し上げた力強さには、学ぶべきものがたくさんあります。
だからこそ「昭和の日」には、単に休むだけじゃなく、
- 昭和の文化に触れてみる
- 昭和生まれの両親・祖父母と話してみる
- 昭和をテーマにした映画や本を読んでみる
そんな過ごし方をしてみるのも素敵だと思うんです。
まとめ
昭和の日は、単なる「大型連休の入り口」ではありません。
国民の歩みを振り返り、未来を考えるための大切な一日。
忙しい現代だからこそ、少し立ち止まって、
「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか」
そんなことを考える時間にしてみたいですね。
昭和の日、皆さんはどう過ごしますか？（文・構成：田中）
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