朝の静かな時間に(鹿児島のグループホーム)

ある朝、コーヒーを入れながらふと、気分を上げたくなって、
スマートスピーカーに向かって言いました。

「アレクサ、元気が出る音楽かけて」

するとスピーカーは、軽快なBGMを流しはじめ……たのはいいんですが、選曲が。


まさかの選曲

流れてきたのは、なぜか90年代のダンスミュージック。
しかも結構なボリュームで。

「ウー!ハー!テンションあげてこー!!」みたいなノリ。

いや、わかる。元気は出るかもしれない。でも今、朝の7時。
しかも月曜。こっちはまだ寝起きのパジャマ姿。

慌てて「アレクサ、ストップ!」と叫ぶと、スピーカーが一言。

「ごめんなさい、もう少し元気になると思ったのですが。」

……謝られた。


小さな機械に気を使わせてしまう私

その瞬間、「あ、これ完全に私、機械に気を使われてるわ」と気づきました。
冷静に考えると、私は前日に「ちょっと疲れた」だの「やる気が…」だの、何度も愚痴っていたんです。
どうやらそれを学習されていたらしい。


結論:気分は自分で上げよう

それ以来、スピーカーにはできるだけ元気な声で話すようにしています。
まるで部下を励ますように、

「今日もありがとうね!いい感じだったよ!」と。

家でも仕事でも、ポジティブな声かけ、大事ですね。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次