
鹿児島弁って聞いたことありますか?九州の中でも特に個性的な方言として有名で、「同じ日本語?」と思うくらい独特な響きを持っています。今回は、そんな鹿児島弁の魅力をたっぷりお届けします!
① 鹿児島弁はリスニング難易度MAX!?
鹿児島弁は、日本全国の方言の中でも「難解」と言われることが多いです。
例えば、こんな会話を聞いたことはありますか?
💬 A:「おやっとさー!」
💬 B:「いやー、わっぜか暑かど!」
💬 A:「ほんのこて、こいじゃたまらんど!」
…え?何言ってるのかわからない?
大丈夫、ちゃんと解説します!
👉 おやっとさー!=「お疲れ様!」(労いの言葉)
👉 わっぜか暑か=「めちゃくちゃ暑い!」(「わっぜか」は「すごく」の意味)
👉 こいじゃたまらん=「これじゃ耐えられない!」
標準語に訳すと分かりやすいですが、初めて聞くとまるで外国語のように感じる人もいるとか(笑)。
② 「ちゃわんむし」は食べ物じゃない!?
鹿児島弁には、他県の人が聞くと「え?」となる言葉がたくさんあります。
例えば「ちゃわんむし」。
普通に考えれば「茶碗蒸し」ですが、鹿児島弁では 「おぼん」 を意味します!
💬 A:「ちゃわんむし、出しちくいやんせ!」
💬 B:「へ?茶碗蒸し?」
💬 A:「違う違う、おぼんのことやっど!」
お客さんに料理を運ぶときに「ちゃわんむし取って!」と言われて、困惑する人もいるみたいです(笑)。
③ 鹿児島弁の「語尾」が可愛い
鹿児島弁の特徴の一つが 語尾の「じゃ」「ど」「が」。
例えば…
✔️ 「ほんのこてよかど!」(本当にいいね!)
✔️ 「そいじゃが、わからんがよ!」(そうだけど、わからないよ!)
✔️ 「よかにせじゃっど!」(いい男だね!)
鹿児島弁の語尾は、独特のリズム感があって、ちょっと可愛らしいですよね。特に「よかにせ(イケメン)」なんて、言われたら嬉しくなりそう!
④ 鹿児島弁は歴史ある方言!
鹿児島弁は 薩摩藩 の時代から続く伝統的な方言。昔は敵に情報を漏らさないために、わざと難しい言葉を使っていたという説もあります。
現代では若い人の間で標準語が増えてきましたが、おじいちゃんおばあちゃん世代の鹿児島弁はまだまだ健在!旅行で鹿児島に行ったら、地元のおじいちゃんと話してみるのも楽しいですよ!
⑤ まとめ:鹿児島弁を楽しもう!
鹿児島弁は、リズムが独特で、言葉の意味もユニーク。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れるとクセになる面白さがあります!
もし鹿児島に行く機会があったら、ぜひ「おやっとさー!」と言ってみてください。きっと地元の人がニッコリ笑ってくれますよ😊
みなさんも、鹿児島弁の面白さを体験してみてはいかがでしょうか?
(文/構成 田中)
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