
3月3日は ひな祭り!
日本では「桃の節句」とも呼ばれ、女の子の健やかな成長と幸せを願う大切な行事です。
華やかな雛人形を飾り、美味しい料理を楽しむこの日。
今回は、ひな祭りの由来や風習、お祝いの仕方についてご紹介します✨
🎎 ひな祭りの由来
ひな祭りの起源は 平安時代 にまでさかのぼります。
当時の貴族の間では「ひいな遊び」と呼ばれるお人形遊びが流行していました。
また、中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」では、水で身体を清めて厄を払う習慣がありました。
この二つが結びつき、紙で作った人形(ひとがた)に穢れを移して川に流す「流し雛」の風習が生まれ、のちに現在の雛人形を飾るスタイルへと発展しました。
🎎 雛人形を飾る意味
雛人形は、子どもたちの 厄を引き受けてくれるお守り のような存在。
昔は実際に川に流して厄を払う「流し雛」をしていましたが、現在は立派な雛飾りとして家に飾るのが一般的です。
雛人形にはさまざまな種類があり、豪華な「七段飾り」からシンプルな「親王飾り(二人雛)」まで、家庭によって飾り方も異なります。
【雛人形の主な配置】
一番上 :お内裏様(男雛)とお雛様(女雛)
二段目 :三人官女(お世話役の女性たち)
三段目 :五人囃子(音楽を演奏する楽団)
四段目 :随身(警護役の武士)
五段目 :仕丁(三人の従者)
地域や家庭によって配置が異なることもありますが、それぞれに意味が込められています。
🍡 ひな祭りの伝統的な食べ物
ひな祭りには 縁起の良い食べ物 を楽しむ習慣があります。
✅ ちらし寿司:華やかな見た目が特徴。えび(長寿)、れんこん(見通しが良い未来)、豆(健康)など、縁起の良い食材を使います。
✅ はまぐりのお吸い物:はまぐりの貝殻はぴったり合う対(つい)しか存在しないため、「良縁」を象徴するとされています。
✅ ひなあられ:カラフルなひなあられは、四季を表すとも言われ、1年を通して幸せでありますようにという願いが込められています。
✅ 桜餅:春を感じる和菓子で、女の子の幸せを願う意味があるとされています。
🎎 ひな祭りの過ごし方
昔ながらの風習を取り入れながらも、今風の楽しみ方を加えてみるのもおすすめです!
✨ 家族で雛人形を飾る:飾る時期は 立春(2月4日頃)~3月3日 の間が理想的。片付けるのが遅れると「婚期が遅れる」という言い伝えもあるので、3月中旬までにはしまうのがベストです。
✨ ひな祭りパーティー:お友達や家族と一緒に、ちらし寿司や桜餅を食べながらお祝い!
✨ 写真撮影会:お子さんに可愛い和服やドレスを着せて、思い出に残る写真を撮るのも素敵ですね📸
🌸 まとめ
ひな祭りは、日本の大切な伝統行事のひとつ。
雛人形を飾ったり、美味しい料理を食べたりしながら、女の子の健やかな成長を願う素敵な日です。
昔ながらの風習を大切にしながら、自分たち流の楽しみ方を見つけてみてくださいね!✨
みなさんも、素敵なひな祭りをお過ごしください🎎💕
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