別れの季節に寄せて(鹿児島市のグループホーム)

春が近づくと、少しずつ暖かい風が吹き始め、街の景色も変わっていきます。

道端の梅の花がほころび、卒業式の看板が立つ頃、私たちは「別れの季節」を迎えます。

新しい門出を祝うはずのこの季節は、どこか切なく、胸にぽっかりと穴が空いたような気持ちにさせるものです。

友人との何気ない日々がもう戻らないこと、慣れ親しんだ場所を離れること、それぞれの道を進むこと。。。

それは嬉しいはずなのに、やはり寂しさが募ります。

思い返し、これまでの人生も「新しい出会いと別れ」を繰り返しました。

引っ越し、学生時代の卒業、職場での異動…。

だから、今感じている別れの寂しさも、きっと未来への一歩に繋がるはず。

「さよなら」終わりではなく、新しい出会いへの始まり

旅立つ友へ、そして過去の自分へ——ありがとう

またどこかで、きっと会える日まで。

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