セルフケアのお話(鹿児島市のグループホーム)

セルフケアという言葉を耳にしたことはありますか?

セルフケアとは、自己管理のこと。

セルフケアの基本は、温かくて消化の良い食べ物を食べたり、ゆっくりとお風呂に入ったり、夜更かしをせずに寝ることだったり・・・。

「それって普通のことじゃない?」

そう思っている人は、きっとセルフケアが習慣化していて、自分の体調管理もできているのでしょう。

でも心や身体が疲れてしまっていると、普通のことがすごく重労働になってしまうんです。

ご飯を用意することはもちろん、お腹が空いていても咀嚼する体力がなかったり、食べようという気力がわかなかったり・・・。

お風呂もそうです。

今日は疲れたから明日入ろう

翌日になっても回復しないとそのままダラダラと入浴しない日が続いてしまったり・・・。

夜更かしだって、寝たくても疲れすぎていたり考え事で頭がグルグルしちゃうと眠れなくなって、気づいたら朝・・・なんてこともありますね。

セルフケアって意外と難しいと思いませんか?

自分自身の生活を振り返ってみて、自信をもってセルフケアができていると言える方ってどのくらいいるのでしょう。

私はできていると言えないです。

どうでもいいことを寝る前に考えて、頭がグルグルし始めるとそこから先は睡眠に対するプレッシャーから余計に眠れなくなります。

実はそういったときにも役に立つセルフケアってあるんです。

最初に書いたセルフケアの基本というのは、元気な状態でできることだったりします。

でも人間だれしも常に元気とは限りません

調子が悪いときにできるセルフケア。

体を動かしてみる

ちょっとしたウォーキング散歩ヨガ柔軟など、その時の体調に合わせてできることをやってみると思いのほか気持ちがスッキリします。

腹式呼吸を繰り返してみる

呼吸を整えることで心身ともにリラックスすることができ、眠れないときなどに取り入れると心身の緊張がほぐれ、緩やかに眠りにつくことができるでしょう。

今の気持ちを書き起こしてみる

不安や苛立ちなど、自分が今どんなことを思っているのか紙に書いてみると、自分がどうして不安や苛立ちを抱えているのか、その答えが見えたりします。

どうでしょう?

案外簡単にできそうなことが多いですね。

セルフケアさえもすることができない・・・

そういったときは無理せず自分を労わってください。

好きなことに没頭してみたり、ひたすら睡眠をとってみたり。

そうして少しでも回復して行動を起こせるようになったときは、ぜひセルフケアを取り入れてみてください。

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