ビタミンについて(鹿児島市のグループホーム)

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はじめに

これから暑い夏がやってきます。
楽しいことがいっぱいある反面、暑さで体力を消耗したり栄養が偏ってしまったりと、健康面で体調を崩しやすい時期にもなります。
これから来る夏を楽しく元気に過ごすために必要な栄養素の一つがビタミンです。
今回はビタミンについて書いていきます。

ビタミンの種類

ビタミンは大きく『水溶性ビタミン』『脂溶性ビタミン』の2種類に分かれますが、水溶性ビタミンには9種類のビタミンが、脂溶性ビタミンには4種類のビタミンがあり、合わせると13種類に分類されます。
・水溶性ビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンC)
・脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)

なぜビタミンが大切なのか

人が生きていくために必要な三大栄養素は『炭水化物・タンパク質・脂質』ですが、ミネラルと並び、ビタミンはその三大栄養素の代謝を助ける働きを担う大切な栄養素です。
ビタミンが不足すると病気になったり、成長に障害が出たり、疲労を感じやすくなります。
また、ビタミンのほとんどが人の体内で作り出すことができない栄養素なので、飲食を通して摂取していくことが大切です。
水溶性ビタミンの多くは摂りすぎても尿と一緒に排泄されるので、こまめな摂取が大切です。
水洗いや加熱に弱いため、注意が必要でもあります。
脂溶性ビタミンは、油と一緒に調理して摂取することで吸収率が上がります。
ただし、ビタミンE以外の脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすいので、摂りすぎると過剰症が起こる場合もあるので気を付けましょう。

夏とビタミン

夏は暑さの影響で大量に水分を補給し、そして汗や尿として排出をします。
その時、体にあるビタミンは一緒に排出されていきます。
そして食事も冷たいもの(アイスや素麺など糖質を含むもの)が多くなり、その時に摂取した糖質をエネルギーに変えるためにもビタミンは消費されます。
体がだるい・やる気が出ない・疲れやすいなどの夏バテの症状もビタミン不足からくるものと考えられています。
夏はビタミンを多く消費する季節なのです。

おわりに

夏は楽しいことがいっぱいです。
せっかくの季節を楽しく元気に過ごすためにも、今日からビタミン摂取に気を配ってみてはいかがでしょうか。

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